起源1
フットサルの起源は二つあります。
まず、一つは南米を中心に発展してきたサロンフットボールです。
サロンフットボールとは弾まないボールのことで、「サロンフットボール」は、1930年にウルグアイで考案されました。
また、ブラジルでも同様のものが考案されています。
最初の統一ルールは、サンパウロで出版されたものとされています。
サロンフットボールは、その後南米全域へと広まっていきました。
起源2
もう一つは、サッカーの母国イギリスより発祥して、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどに広まったインドアサッカーです。
インドアサッカーは普通のサッカーと同じボールを使って、壁も使って行われる競技です。
ルールや名称も国々によってまちまちで、スペインではフットボール・サラ、ドイツではハレン・フースバル、イタリアではカルチェット、オランダでザールと呼ばれるものがそれに当たります。
ヨーロッパでは、ザールのルールを元にしてUEFAがインドアサッカーのルール統一が図られました。
最終的に
FIFAは、ミニサッカーが世界中に広まるのをみてルールの統一を始めます。
1989年には初の世界大会がオランダで開催されました。
第2回の大会は香港で開催され、FIFAとFIFUSAによるルールの統一化が図られ、ました。
このときのルールの問題点を改正し、1994年より競技名を「フットサル(FUTSAL)」と改めることにしたのです。